PASHIRIについて
2020年のコロナにより、本業であるダンス教室が大きな損失を受けたことがきっかけで、
デリバリー需要が高まっているが配達できない、大牟田に残すべき素晴らしい飲食店の存続の一助に。そして高齢者の多い大牟田におそらく多くいるであろう買い物に出られない方(買い物弱者)の代わりに買ってお届けする事で、地域貢献をしたいという想いで始めた事業です。
2023年現在では、デリバリーでは・ハンバーグの店志摩様・寿司好様・カレー酒場NUKE様・ひよこ食堂様の4店舗と契約し、配達代行を行っております。
お買い物代行では、定期でご利用いただく方が数名と、新規でご利用いただく方が月に1名いらっしゃいます。
今日(2023.7.5)は、買い物代行のご依頼を受け、トライアルに行きました。
ご新規だと買い物や配達場所の把握に時間がかかりますが、商品の場所を丁寧にご説明頂けた為、スムーズに購入、配達する事ができました。
お届けした時に話しを聞いてみると、『急に歩けなくなった。自分ではもう買い物に行けない。頼る人間も今病気で動けないから助かりました。』
との事でした。
PASHIRIをご利用頂く方の大半は、このような事情がある方。
お問い合わせ頂くたびに、『やはりそうだよな』と思います。
この仕事をしていて良かったな、と思う事の一つで、こういった本当に困っている方の助けになる、社会貢献性の高い事業である事は誇りに思っています。
しかし
現在、買い物代行を定期でご利用頂く方と契約店様のお弁当配達の数の比率は3:7。
やはりお弁当配達の方が多いです。
おそらく、大牟田には沢山の買い物代行を利用したい方がいる。
広告宣伝費を使えば、この比率も変わるでしょう。
何故それをしないのか。
それは買い物代行1件に対する労力が大きいから。
・当日のご依頼を受けてしまうと、契約店様の配達を受けられなくなる
・スタッフを増やすと、日によって依頼件数が違いすぎるので経費の無駄遣いになる
・1件に対する利益が少ない
この3点が非常に大きな問題です。
沢山の、必要としてくださる方に利用して頂きたい気持ちはあるのですが、現状では『受けられる時は受ける』ことしかできないことに、歯痒さを感じます…
前日までのご予約を頂ければ、ありがたい事に契約店様もご理解頂けるので、ご依頼を受けられるのですが、やはり当日に必要だ!という方が大半なのも事実。
こんなリアルです。
私自身まだまだ未熟で、満足していただけるサービスに作り上げる事ができていません。
全てを助けることはできないのは理解していますが、できるだけ、手の届くところには行きたいと思っています。
より多くの方に届けられるよう、今後も悩み、改善し、トライ&エラーを繰り返しながら邁進していきます。
このような状況ですが、是非共感して、ご理解して頂けたらうれしいです。
SNS等での応援メッセージも頂けて、とても励みになります。
クラウドファンディングを実施した際も、沢山のご支援を頂き、心より感謝しております。
代表
池田 悠里